表銀座縦走 敗退したけど… ガッスガスの北アルプス 燕岳 1-2日目 【2014.8.3-8】

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毎年、この時期(8月の第一週)は好天が続く。

というのは、ただの思い込みだったのか・・・

2つの台風の影響をもろに受けて挑んだ表銀座縦走。

1年前から練りに練った企画。

しかし、1日目にして早くも敗退というありさま。

途中出会ったご高齢者の山岳会のおじさんに、

「天気ばかりは運だからなぁ~」と言われ、これも運だ、仕方ないとふっ切って、計画練り直し。

そして、粘りに粘って、

最後にはご褒美が待っていた!

母と二人で女の山旅第3弾。








1週間前から天気予報をこまめにチェックしていました。

その間はずっと晴れマーク。

やった!読みは当たったと意気揚々としていたが、出発の2日ほど前より台風11号、12号発生。

そのニュースを聞いた時は、本当に目が点になった。

ま、まさか!この時期に2つも台風が来るなんて!!

でも、行くしかない。このために1週間の夏休みを取ったのだから。

様子を見ながら登って、無理だったら下りればよいじゃないか。

そうは思ったものの、やはり表銀座縦走はずっと前からの夢。簡単には諦められない。




8/2 母が地元から上京。

8/3 13:00発松本行きの「特急あずさ」に乗り込み出発。松本で大糸線に乗り換えて穂高駅に16:29着。

穂高駅からの路線バスは終了しているため、予約しておいたタクシーで中房温泉に向かう。

タクシーの運転手さんが色々と山の解説やら、熊がよく出るポイントやらを話してくれながら40分ほどで中房温泉着。

中房温泉は、なんとも味のある建物。テント泊の人たちも。

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明日からしばらくはお風呂に入れないし、御飯も粗食。しっかり体を洗って、ごはんもたくさん食べて、早めに就寝。



しばらくすると土砂降りの音が聞こえてきました。

あぁ、だめかー、最初からレインウェアは着たくないなーと思って寝ていたら、朝方には止んでいました。



1日目(8/4)

天気が不安定ながらも、とりあえず雨が止んだので予定通り5:00出発しようと3:30過ぎから準備開始。

夜のうちに受取っておいた弁当を食べて、4:45分に部屋を出ました。

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テント組はすでに出発した後で、テント場はもぬけの殻。さすがテント泊は朝が早い。


雨の後の濡れた笹やぶの道を登って行きます。

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あっという間に第1ベンチ着。ここで休憩していたテント泊組に追い付きました。

そして、第2ベンチも難なく通過。

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第3ベンチ手前あたりから急登が始まります。

この合戦尾根は、北アルプス3大急登の1つと言われている難所。

どんだけ急なんだろうと思っていましたが、いつも丹沢大倉尾根を登っているわたしとしては、

正直、大倉尾根の方がキツイです!



登るにつれて、燕岳の象徴とも言える花崗岩がだんだんと増えてきます。



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順調に進んで合戦小屋到着~

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名物のすいかをいただきました。
スイカの水分が体中に沁み渡る~
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合戦小屋を過ぎたら、燕山荘まであと一息。

アドレナリンが出ているせいか、ザック(18kg)が重く感じないし、足取りも軽い。

さすがにコースタイム通りにはいかなかったが、5時間ほどで到着~


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ガスが濃いうえに、稜線は強風でコンディションが悪い。

風をよけられる場所にテントを張ってから、昼食のために燕山荘へ。豚汁と白飯で800円。
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テレビでは天気予報が流れていました。

燕山荘のフロント脇には猪熊さん(ヤマテン)の予報が掲示してあります。

予報だと、この先天候回復の見込み無しとのこと。

う~ん、猪熊さんの予報は当たるからな。明日は先に進むか、下山して他の手を考えるか・・・

とりあえず、今後の天候次第で決めることにしました。
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昼食後は昼寝したり、写真撮影したり。

14時頃から少しガスが薄くなったので、燕岳山頂に向かいました。


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きっと晴れていたら、すごい景色なんだろうな~と妄想を膨らませながら歩き、燕山荘から25分ほどで登頂。

一応記念撮影をして、さて帰ろうかと思っていたところ、雷鳥に遭遇。

北アルプスでの雷鳥遭遇率は90%以上のわたし。

ということは・・・天候悪いことが多いのか。全く自慢にならない。

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有名なイルカ岩など見ながら、強風に吹かれながらテント場に戻る。

そうこうしているうちに、夕食の時間になりました。

夕食は燕山荘に頼んでおいたので、食堂で食べました。手作り感満載の美味しい料理、チーズ入りハンバーグを堪能。

ちょっと値段は高めだったけど、燕山荘で食べて良かった。

夕食後は、これまた名物の、燕山荘オーナーによる談話とアルペンホルンの演奏。

オーナーの「自然を保護する」という内容の話は、心に響きました。
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お腹もいっぱいになり、テントに戻ってウトウトしていると、強風でフライがバタバタと揺れる。

すると、ぱたぱたぱたと雨の音が。一降りして止んで、その繰り返しだ。

就寝前、景気づけに燕山荘のケーキセットをいただく。
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モンブランは上品なお味でした。




2日目(8/5)

夜中、降ったり止んだりの雨は、朝はとりあえず止んだ。しかし、強風は続いている。

濃霧は昨日より酷い。

今日の予定は西岳までの稜線歩き。

稜線だと、風雨の影響をもろに受ける。

低体温、道迷い、雷・・・稜線での危険は多々ある。

今後、天候の回復見込み無しだと、明日の東鎌尾根も無理だな。

そう判断して、燕岳下山の決断をしました。

上高地からだったら、もしかしたら槍ヶ岳を狙えるかもしれない。

そんな期待もあり、5:30には下山開始。

8:30中房温泉発のバスに間に合い、穂高駅へ。

穂高駅→松本→新島々経由で上高地入り。

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河童橋から見える岳沢も、半分ぐらい雲の中。

小梨平にテントを張り、インフォメーションセンターで情報収集。

インフォメーションセンターにある、各山のライブカメラはガスで真っ白白。

下山の判断は妥当だったねと、母と改めて話す。

ヤマテンの予報では、6日は天候不良だが、7日の午前中に常念山脈が晴れるらしい。

槍ヶ岳はあまり期待できないとのことで、今回は断念。

雨降る小梨平キャンプ場で、エアリアと天気予報とにらめっこしながら、

母とあーだ、こーだ相談して、

徳澤から長塀山経由で蝶ヶ岳、蝶ヶ岳ヒュッテに1泊し、翌日徳澤に下山というプランにまとまりました。

小梨の湯(600円)で汗を流して、就寝。

小梨平テント場の夜はしとしと雨で更けてゆきました。



3日目につづく





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by takaayanoyamatabi | 2014-08-13 19:48 | 北アルプス

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