はしご登山!夏の北アルプス縦走 常念山脈編 1日目 【2015.7.28-8.1】

b0291820_11002764.jpg
五竜岳下山後、その足で中房温泉入り。

去年、濃霧のために見れなかったその景色を見るために、

表銀座縦走路を歩く。

はしご登山後半戦!








7/30

11:45五竜エスカルプラザから神城駅行きの無料シャトルバスに乗り込む。

神城駅までは5分ほどで到着したが、

電車まで時間があるので、待合室でうとうとしていた。
b0291820_10175642.jpg
45分ほど待ってようやく電車が来た。電車の中は大小のザックたくさん並んでいたので、

きっと客の半分ぐらいは登山客なのだろう。

神城駅から1時間弱で穂高駅に到着。

穂高駅近くのコンビニで食べ物や飲み物を買い込み、必要な食糧を補充した。

中房行きのバスの出発時間まで40分ほどあったので、

穂高駅前のカフェでアイスを食べた。
b0291820_10191970.jpg
外はうだるような暑さ、アイスが体の内部を冷やしてくれた。

中房温泉には15:40ごろ到着。バスは満席だった。

昨年と何ら変わらない中房温泉の雰囲気に、なんだか安心感を覚えた。

温泉にゆっくり浸かり、明日に備えて早め就寝した。


7/31

b0291820_10193203.jpg
5:00登山開始。

すでに出発準備をしているグループが何組かいた。

最初から結構な急登。
b0291820_10211897.jpg
道は九十九折りで笹やぶ。

風が通らないので、すぐに汗が噴き出る。

第一ベンチでまず水分補給。
b0291820_10224441.jpg
他の登山者も休憩していた。

その後も時々休憩をとりながら、順調に進んで行く。

b0291820_10260691.jpg
b0291820_10273313.jpg
b0291820_10275437.jpg
進んで行くにつれて花崗岩が現れ、燕岳っぽくなっていく。
b0291820_10324839.jpg
出発して3時間ほどで合戦小屋到着。
b0291820_10391667.jpg
今年もスイカで喉を潤した。

暑くて、汗かいて、体の水分と言う水分が外に出て行った所にスイカ!最高!

思わずスイカに食らいついた。
b0291820_10363543.jpg
b0291820_10384658.jpg
b0291820_10385920.jpg
20分ほど休憩を取り、燕山荘に向け出発。
b0291820_10405482.jpg
b0291820_10473145.jpg
ここから先はあと1時間ほど。

燕岳から下山してくる登山者とすれ違う度に、「今日のは最高だよ~!」と言われた。

少したって、その理由が分かった。

高度が上がってきたところで左の方を見てみると、そこにあったのは・・・
b0291820_10484091.jpg
槍ヶ岳!!!

思わず「おぉ!!槍だ!」と声が出た。
b0291820_10523498.jpg
本当に今日のは最高だ!

ここで、同じく槍ヶ岳を一眼レフで撮影していた一人の男性に声をかけられた。

40代ぐらいだろうか。

「あの、もしかして福岡の方ですか?」

どうやら、母とわたしの話し方で分かったらしい。

「実は僕の里も福岡の○○なんですよ。だからそうじゃないかなって」と。

わたしたち、方言丸出しでしゃべってたからね 笑

その男性は現在茨城に住んでいて、先々週に飯豊連峰に行ったが大雨に降られて、

その憂さ晴らしに来たと言っていた。

お互い今日の宿は大天荘ということで、少し仲良くなった。



燕山荘も肉眼で見えるぐらいになってきた。
b0291820_10491082.jpg
去年見れなかった景色が見れるんだと思うと、本当にわくわくした。

燕山荘目前・・・

この登りが最後の登り。
b0291820_10540688.jpg
そして、燕岳!!!

b0291820_10541757.jpg

360°の展望、雲ひとつない。

燕岳の美しい山並を目に焼き付けた。

槍ヶ岳の北鎌尾根や鷲羽岳、水晶岳など裏銀座縦走路方面もすべて見える。

山々が大きすぎて写真に収めきれない!

b0291820_07291547.jpg
燕山荘でおでんを食べてエネルギー補給。

ここまで登ってくるのに、ポカリスエット1Lを飲みきってしまった。

燕山荘で水を購入して(1L200円)、ポカリスエットの粉末を溶かした。

天気予報からも、かなりの好天だとは分かっていたので、

穂高駅近くのコンビニで食糧補充したときに、ポカリスエットの粉末を買っておいたのだ。


ここから先は、槍ヶ岳を見ながら進む。

いよいよ表銀座縦走路だ。
b0291820_10554046.jpg

どんどん槍ヶ岳に近付いていく感じが楽しい。

蛙岩が見えてきた。
b0291820_10582141.jpg
b0291820_10595354.jpg


アップダウンはほとんどない。

が、直射日光が強すぎて長袖を着ていても痛いし、

汗がもの凄い。とにかくポカリを飲みまくる。

こういうときに普通の水だとミネラルが不足してしまうので熱中症になってしまう。

実際、縦走路では「この人熱中症かな」と思うぐらいグッタリして休んでいるひとがたくさんいた。


大下りの頭直前まで来たところで休憩。

槍ヶ岳を眺めながら一息つく。
b0291820_11002764.jpg
休憩しながら大下りの頭を見ると、もの凄い下りの後にもの凄い登り。

快適な縦走路はここで終わりだ。
b0291820_11024321.jpg

鞍部過ぎて登り途中
b0291820_08465887.jpg
後を振り返ると、稜線を挟んで半分にガスがかかっていた。
b0291820_11054625.jpg

この後、少し巻くようにトラバースしていく感じになるのだが、

その巻き道がまた、暑い暑い。

すれ違う登山者とは「暑いですね~」とまず第一声がその挨拶。


その後はまたアップダウンの少ない稜線歩きになる。

b0291820_11075734.jpg

b0291820_09045689.jpg

コマクサに癒しを求めるも、しなっちゃってて可哀想になる。


切通し岩まで何とか到着。

燕山荘から来ると、まずはこっちを下って、
b0291820_11103159.jpg
その後にこっちを登ることになる。
b0291820_11095569.jpg
ここに喜作レリーフがある。
b0291820_11113312.jpg
小林喜作さんのおかげで、この縦走路を歩けるのだ。

喜作さん、ありがとうとお礼を言った。

切通岩を過ぎるとすぐに、大天井ヒュッテ方面か、大天荘方面か分岐がある。

b0291820_11154971.jpg
今回は大天荘にお世話になるので、大天荘方面へ。

ほとんどの登山者が大天荘方面に進んでいた。

b0291820_11180427.jpg
ここからが最後の勝負!

あとラスト40分のコースタイムだが、すっごく長く感じた。


周りの登山者を見ると、

けっこうグッタリしている様子の人が多かった。

座り込んで、中には岩に寄りかかってハァハァと息が上がって、

手足だらんとさせていた。

皆、ガーッと進んではすぐに疲れて休憩、またガーッと進んでまたすぐ休憩を繰り返すような歩き方をしていた。


一方、わたしたちは牛歩作戦を取っていた。

ゆっくり目の一定ペースで1時間歩いて、10分休憩というサイクルを守り通したので、

ここまで、体への負担や疲れをそこまで感じていなかった。
b0291820_11183613.jpg
しかし、大天荘がなかなか見えない。

表銀座縦走路を歩いていたときにはずっと見えていたのに。

まだかまだかと思いつつも牛歩作戦。

b0291820_11190577.jpg
何だかケルンが見えてきたぞと思ったら、

大天荘到着~

b0291820_11185782.jpg
b0291820_11224457.jpg

最終的には、ゆっくりペースで歩いたわたしたちの方が30分以上早く大天荘に到着したので、

牛歩作戦は大成功と言えるだろう。

疲れもそれほど感じないので、

宿泊の手続きをして、すぐに大天井岳へ。

本当に大天荘の裏山とい感じで、10分ほどでピークに着いた。

b0291820_11230061.jpg
ここも360°の展望、歩いてきた表銀座縦走路を確認できた。
b0291820_11260022.jpg
そして、明日進む常念岳方面の縦走路も。
b0291820_11270283.jpg
槍ヶ岳方面はガスがかかって、見えるのはほんの少しだけ。
b0291820_11264277.jpg
大天井岳から戻ってきて、外のベンチでお茶をして、

最近やってみたいと思っているツェルト泊に向けて、

ツェルトを張る練習をした。(大天荘に許可を得ました)

b0291820_11270999.jpg
なかなか上手張れた。

中も思った以上に広くて、一人で寝る分にはかなり快適だと思う。

今回は母にも手伝ってもらいながらだったが、

何回か練習したら、一人でももっとピシッと張れるようになるかな。


ツェルトを張って、出たり入ったり、ごろごろしてみたりしていたら、あっという間に時間が過ぎて夕食。

夕食は鯖の味噌煮とハンバーグが選べたので、鯖の味噌煮にした。
b0291820_11271580.jpg
まさか、北アルプスの山小屋で海藻サラダと揚げだし豆腐を食べれると思わなかったわ。

さすが、燕山荘グループ。

味はもちろん◎。

19:00過ぎ、陽は落ち、談話室で漫画を読んでいると、
b0291820_11272906.jpg
窓の外に満月が見えた。
b0291820_09452845.jpg
外に出ると、神秘的な風景だった。
b0291820_11272229.jpg
満月なので、明る過ぎて星は見えなかったが、

まあるい月が凄く大きくて近くてビックリした。

誰かが「ブルームーンだ」と言っていた。

後から知ったのだが、とても珍しい満月で、月に2回満月が出る月の、2回目の満月のことで3年に1回しか見れないらしい。

そして、今年の7/31がたまたまそのブルームーンを観ることができる日だったのだ。

天候次第ではもちろん観れない年もあるので、

今回意図せずだが観れて、本当にラッキーだった。


大天荘は19時から喫茶もやっている。

ランプに明かりを灯しただけの、薄暗い食堂でゆっくり過ごせる。
b0291820_11273534.jpg
コーヒーやケーキを頂けるらしいが、お腹いっぱいだったので、

今回は雰囲気だけ味わった。




20:00就寝
b0291820_11274178.jpg

6畳ほどの広さの2段ベッドの上に女性4人だけ。快適に眠りに付けた。



常念山脈編 2日目につづく。

[PR]
by takaayanoyamatabi | 2015-08-10 10:16 | 北アルプス

山の記録


by takaaya

プロフィールを見る
画像一覧

カテゴリ

全体
北アルプス
中央アルプス
南アルプス
八ヶ岳
丹沢山系
九州の山
関東近郊の山
東北の山
富士山
gear&tools
雑記
SKI
Climbing
はじめに
未分類

以前の記事

2016年 05月
2015年 10月
2015年 09月
2015年 08月
2015年 06月
2015年 05月
2015年 03月
2015年 02月
2015年 01月
2014年 12月
2014年 10月
2014年 09月
2014年 08月
2014年 07月
2014年 04月
2014年 03月
2013年 12月
2013年 11月
2013年 10月
2013年 09月
2013年 08月

フォロー中のブログ

山歩き川歩き
休日登山日記

最新のトラックバック

タグ

(33)
(18)
(16)
(16)
(12)
(8)
(8)
(5)
(4)
(3)
(2)
(2)
(2)
(1)
(1)

その他のジャンル

ブログパーツ

最新の記事

気持ちの良いトレイル 宝満..
at 2016-05-05 19:58
尾瀬 燧ヶ岳  【2015...
at 2015-10-14 11:43
秋の立山探訪  【2015...
at 2015-09-30 11:53
山深い!!南アルプス聖岳~赤..
at 2015-08-31 13:00
山深い!!南アルプス聖岳~赤..
at 2015-08-27 12:19

外部リンク

ファン

記事ランキング

ブログジャンル

登山
アウトドア

画像一覧