山深い!!南アルプス聖岳~赤石岳 3日目 【2015.8.22-24】



最終日にしてCT10時間のロングコース。久しぶりに「足棒」になった・・・

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CT10時間、14:00に椹島出発の最終バスに乗るためには4:00に出発しなければならない。

3:00前に起床し身支度をする。

前日20:00には寝たものの、いびきの大合唱で寝不足。2日目の疲れをやや引きずったままの起床だった。

外に出ると雨が降っていたため、急いでレインウェアを着た。

お弁当を頼んでおいたため、3:40ごろに受取って半分ほど食べた。

天むすとふりかけおにぎりのセットだ。
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全然喉を通らなかったが、お茶で無理やり流し込んだ。

4:00ごろ、出発というところで突然雨が止んだ。本当にびっくりするぐらいピタッと止んだから驚いた。

何とタイミングが良いんだ!レインウェアを濡らさずに済んだ。

ガスはあるものの、うっすら周りも見えるぐらい。

出発して1時間ほど急登続き。百間平に到着したところで明るくなりヘッドランプを仕舞った。
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百閒平はだだっ広くてほぼアップダウンなし。とても歩きやすい。
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キャンプにうってつけの場所だと思ったが、「キャンプ禁止」と書かれていた。
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馬の背を歩いている時もガスのせいで前が見えず、赤石岳との距離感がつかみにくい。

今どの辺りを歩いているのかもわかりにくい。

きっとガスがなければ最高の景色を堪能しながら歩けるんだろうなと妄想だけが膨らむ。

しかし、6:00すぎ、突然その時がきた。

少し聖岳方面のガスが晴れてきたのだ。
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そして、目の前に赤石岳がどーん。
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そういえば、昨日もこの時間にガスがとれてきたっけ。

赤石岳の大斜面トラバースに取り付く。
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浮き石も多いので、慎重に進む。
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おぉ!太陽と青空も見えてきた!
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登り切ると、HOTコーヒー500円のかわいい看板が。赤石岳避難小屋が見えた!
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赤石岳避難小屋手前で、一人の若い男性とすれ違った。何やら20kg以上はありそうな大荷物。

「どちらから来たんですか?」ふと声をかけると、

「剱岳からです。今日13日目で、光岳まで行って下山予定です」と。

ん?剱岳からどういうルートで来たんだ?TJAR(トランスジャパンアルプスレース)と同じコースかな?

そこまでは聞かなかったが、

「すごい!!是非完走されてください!気をつけて!」とあいさつし見送った。

すっごいツワモノだ!!いやー、本当に感心する。

2週間も山に居られるなんて羨ましいと思いつつも、わたしにはそんな距離の縦走はきっと無理だなー。体力的、精神的に。

赤石岳避難小屋が見えてから15分ほどで到着。
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聖岳方面と富士山が良く見えた。
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小屋で百名山バッジを購入して、赤石岳山頂に向かう。

すぐそこで5分かからず到着。
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荒川三山方面も良く見えた。景色いい~
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山頂で記念撮影して、早々に下山。

予定通りの時間だが、今日は何せ「最終バスに乗る」という時間的制約がある。

縦走路を観ながら、気持ちの良い稜線歩き。
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15分ほど下ると、椹島方面への分岐がある。
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赤石岳のカールを観ながら、急下降。
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標高差2000mを下っていくので、なかなかの急坂。

トラバースに入ると、登山道崩壊があり、何度か補修された木の板を渡った。
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CTより30分早く赤石小屋に到着。
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ここで、10分ほど休憩。パンと魚肉ソーセージでエネルギーチャージ。

赤石小屋は本館は通常営業だったが、別館の建て替え工事をしていて、来年オープンするらしい。

大工さんがたくさんお仕事されていた。

予定より早めに進んでいるものの、うかうかしていられない。

樹林帯の深い森の中をがんがん下っていく。

赤石小屋と椹島の間にはこんな道標があるから、目安が分かりやすい。
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「椹島1/5赤石小屋」のあたりまで来ると、足の親指に豆が出来て、

さらにずっと下りで脚が悲鳴を上げ始めた。

ラスト30分はあまりの痛さに「自分頑張れ、自分頑張れ」とつぶやきながら下っていた 笑

久しぶりの「足棒」だった。

下山開始から4時間50分、いよいよ最後の「鉄の階段」が見えた時、

やっと終わるという安堵感もあったが、

もう終わってしまうのかという寂しさが一瞬あって、階段を降りるのを躊躇してしまった。
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先輩が階段を一歩一歩降りて行くのをカメラにおさめた後、

自分の番になるとなぜか「威風堂々」の最後のほうのメロディーが頭の中を流れていたので、

大声で歌いながら一歩一歩降りた。

階段を下り終えると、何だか、「やったぞー!!」って気持ちになって両手の拳を天に突き上げていた。

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東俣林道に降り立ち、ここから10分ぐらいで椹島のバス停に到着。13:00着なので結局バスの時間まで余裕だった。
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ロッジで宿泊領収書を見せてバスの乗車チケットを受け取り、

CCレモンを買って、外のベンチで先輩と乾杯。お互いよく歩いたねと労った。

その後は予定通り14:00のバスに乗ることができ、帰路についた。




南アルプス南部は、アクセス悪いし、山小屋少ないし、山深いから健脚じゃないと日帰りは難しいし、

あまり人気の山域ではないけれど、

「いやー、めっちゃ山を歩いたなー」という気持ちに久しぶりにさせてくれた。

南ア南部はもっと時間をかけて歩きたい場所だなぁと思った。


おしまい。



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by takaayanoyamatabi | 2015-08-31 13:00 | 南アルプス

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